高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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紫いものポタージュ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

サツマイモの季節です。

 

この時期は「サツマイモのポタージュ」をよく作ります。

 

特に品種はこだわりませんが、産直などで多く売られているものを使っています。

 

「べにはるか」「シルクスイート」「べにあずま」「金時いも」

 

最近は特に「べにはるか」をよく使っています。

 

この他に毎年出回る「紫いも」があります。

 

その名の通り紫色のサツマイモです。

 

ジュースやお菓子などに使われてることが多いですね。

 

沖縄などで栽培されている、紫色のいも(ヤムイモ系)も「紫いも」と呼ばれることがありますが、別種です。

 

ちなみに沖縄で収穫される「紫いも」は生の状態では沖縄から外には持ち出せません。

 

これは、サツマイモに寄生するアリモドキゾウムシやイモゾウムシなどの害虫が発生することがあるからです。

 

これらはイモ類に大きな被害を及ぼし、さらにイモの内部を食い荒らすので、外見からはわかりにくく、発見するのが非常に困難な害虫で、本土には発生していません。

 

そのため、これら害虫が広がらないようにするため本土への持ち込みが禁止されているからです。

 

紫いもの紫色はアントシアニンという色素を含んでいるからです。

 

アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用、がん予防効果、視機能改善作用などがあるとされています。

 

この紫いもも、もちろんポタージュにします。

 

初めは紫いもだけで作っていたんですが、あまりにも紫色が濃すぎるのと、濃度やサツマイモの味が足りないということから、普通のサツマイモと混ぜて作っています。

 

思っている以上に紫色が濃いですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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