高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「ミョウガを食べ過ぎると物忘れする」というのは本当か?!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

前回は「脳に良い食べ物」の話をしましたが、今回は反対の「物忘れする食べ物」についてです。

 

「食べ過ぎると物忘れする」

 

といわれているのが「ミョウガ」です。

 

旬は夏ですが、一年を通して店頭に並んでいます。

 

主に薬味で使われることが多いですね。

 

子供の頃はあまり食べたことがありませんでしたが、今では大好きな食べ物ですね。

 

そんなミョウガの原産地は、日本を含めて、中国、インドあたりと言われています。

 

日本からヨーロッパに紹介されたので、英語では「ミョウガ」で通じます。

 

または「ジャパニーズジンジャー」と呼ばれることもあります。

 

この名のようにショウガの仲間です。

 

日陰の湿度の高い山の方で、陽の当たらないような場所で育ちます。

 

目立たないところで育つので、あまり見かけることもないようです。

 

それでは、「ミョウガ」として食べているのはどの部分なのか?

 

薄い紅色の細長い紡錘形の実は肥大した花のつぼみなんです。

 

このつぼみを放っておくと黄色みをおびた白い花が咲きます。

 

そうなると、食感も悪く、味も落ちてしまいます。

 

ミョウガは、

 

「出ては取られるミョウガの子」

 

といわれていて、出てきたものはすぐに採って食べた方がいいんです。

 

そして本題ですが、

 

「ミョウガを食べるすぎると物忘れする」

 

という迷信あるんです。

 

これは本当なのか・・・?

 

ミョウガは独特の香りがありますね。

 

この香りは「ピネン」あるいは「αピネン」という成分で、森林浴で感じる香りです。

 

そのことから、ストレスを解消しリラックスすることができるので、眠りにも入りやすい香りです。

 

その作用が物忘れにつながっていると言われる原因かもしれないということのようです。

 

しかし、この香りは逆の作用として、刺激が強くて頭をスッキリされるとも言われています。

 

これは香りの濃さの違いによるそうです。

 

もう1つの説があり、名前をすぐに忘れるお坊さんがいました。

 

名前を忘れないように名前を書いた札を首からぶら下げていたくらいです。

 

そのお坊さんが亡くなられた後、お墓にこの植物が生えてきたそうです。

 

そのため、この植物の名前を、

 

茗荷・「名前を荷う草」

 

ということでミョウガという名前が付いたそうです。

 

このことは色々な歴史や記録に書いてあることから事実のようです。

 

このお坊さんは物忘れが多いというよりは、本当は修行に大変熱心な方であったことから、自分の名前すら興味がなかったということも言われています。

 

そして肝心な「ミョウガを食べ過ぎると物忘れする」といういわれは、科学的には因果関係は現在まで何も証明はされていません。

 

色々言われていることには、事実無根のことも多いので、すぐに鵜呑みにしないようにした方がいいようですね。

 

 

 

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