みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
4月になりました。
聞き飽きたかもしれませんが、 「早いですね〜。もう今年の4分の1が過ぎてしまいました。
新しい年度が始まります。
新しい環境での生活が始まる方も多いと思います。
僕もウン十年前に、この世界に入った時のことは今でも思い出します。
ホテルに入社したので、初めの一ヶ月くらいは研修でした。
その間に配属先の調理場が決まり、1日数時間程度働いて、また研修場所に戻るというような一ヶ月間でした。
その時の扱いは、まだ「お客さん」です。
みんな優しいです。
研修が終わり、朝から晩まで調理場で働く日々となりますが、まだまだ「お客さん」です。
少しずつ慣れてきた3ヶ月あたりからだんだんと厳しくなり、1年後には毎日怒られているような厳しい世界にどっぷりハマっているような状態です。
調理場に限らず全セクションの同期は、1年後には約2割程度が辞め、3年後には半分、10年後には1割程度が残るような感じです。
サービス業は人の入れ替わりが激しいです。
調理の世界も然りです。
100人いた料理人は、10年後には1人残ればいいくらいな感じです。
ホテルには17年在籍しましたが、僕が退職する時は、同期はサービスが1人だけでした。
みなさんも、新入社員の頃にことはよく覚えているんじゃないでしょうか。
僕はバブルが弾けてからなので、就職状況は結構厳しかったですね。
ホテルでも、
「バブルの頃はめちゃくちゃ忙しかったけど、そのかわり臨時ボーナスも出たりしてた。」
「高いメニューが出るし、高いワインもよく出た。」
みたいな話はよく聞きました。
みなさんの頃はどうでしたか?
オープンしたての頃の玄関周りです。