みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
冬の寒い時期には「おでん」が美味しいですね。
愛知では、味噌味の「味噌おでん」の方がメジャーかもしれません。
「おでん」は「関東煮」なんて呼んだりもしますね。
その「おでん」の具のひとつに「はんぺい(はんぺん)」がありますね。
でも、この「はんぺい(はんぺん)」とは、愛知では「さつま揚げ」のことを指しますね。
さつま揚げに限らず、魚の練り物の天ぷらのことを総称して呼んでいます。
僕も、もちろん「はんぺい」と呼んでいましたが、大きくなるにつれて疑問が出てきました。
テレビなどでは、「はんぺい」は「白いフワフワしたもの」を指しているようです。
そして僕たちが「はんぺい」と呼んでいるものは「さつま揚げ」といわれています。
「どういうこと?・・・しかもあの白い物体は何?・・・さつま揚げって?・・・」
歳を取るにつれ、そのことがだんだんわかってきました。
その中でも、この地方独特なのものが「赤棒(あかぼう)」です。
濃いめのピンク色の棒状のさつま揚げです。
小さい頃から慣れ親しんだものですが、実は「赤棒(あかぼう)」という名前は最近知りました・・・(汗)
そして、これが愛知周辺のローカル食だということも、最近知りました・・・
子供の頃は、唯一色のついた物だったので、なんとなく好きでした。
基本的には魚の練り物です。
今になってみれば、かなり不自然な色ですよね・・・(汗)
でもこれが入っていないとねぇ〜