みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
桃の節句といえば・・・
「いがまんじゅう」
ですね!!(僕だけでしょうか・・・汗)
「桃の節句」といえば色々ある中で、愛知県の中でも特に西三河で「桃の節句のお菓子」として昔から食べる習わしがあります。
「いがまんじゅう」は粒あんもしくはこしあんを、米粉で包み、表面に着色したもち米をつけたお菓子です。
愛知県以外にも京都や九州、埼玉などにも「いがまんじゅう」はありますが、ひな祭りの行事食として食べるのは西三河地域独特の風習なんです。
愛知県には、他にも同じように米粉を使い熱湯で練ってから型にはめ、取り出したものに色粉をつけて彩る「おこしもの」があります。
こちらは県内全域において作られているようです。
そんなひな祭りに飾るひな人形は「宮中の婚礼」を表し、「天皇」と「皇后」を模したものとされています。
もともとは、子供の健やかな成長を願い、人形に厄を身代わりにさせ川や海に流すことで「厄払い」としていたそうです。
「流し雛」「雛流し」などと呼ばれ、現在でも行われているそうです。
今のように医療が発達していない時代には、子供が病気で重症になることも多かったことから、元気に育って欲しいという願いは今以上に大きかったのではないでしょうか・・・
現在は、ひな人形も昔のような段飾りは少なく、お内裏様とお雛様の2体の飾りが主流になっていますね。
ところでみなさん、いがまんじゅう食べましたか?