みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
3月14日は「ホワイトデー」です。
近頃は「バレンタインデー」の意味合いも少し変わってきているので、「ホワイトデー」でのお返しの数も少なくなっているのではないでしょうか?・・・
そんな「ホワイトデー」のお返しのランキングに上がってくる中に「マシュマロ」が入っていることが多くあります。
この「マシュマロ」って何なのか?
そもそも何語なのか?
というのも、僕自身、マシュマロは苦手でした。
実は今でも好んで食べません・・・
今まで食べたのは数えるほどです・・・
「何でみんな、あんなにマシュマロが好きなんだろう?・・・」
と思っていました。
ただキャンプで食べた「焼きマシュマロ」は、美味しかったかなあ・・・
でも、それでハマることもありませんでした・・・
ただ、その形や言葉の響きもカワイイですね。
好きな方も多いのではないでしょうか。
子供たちもよく食べていました。
そんなマシュマロとは元来、フランスにおいてmarsh(沼地、湿地)に群生するmallow(あおい属の植物)の根から取れる粘りのある汁に卵白や砂糖を加え味付けし、軽い泡が立つまで撹拌混合して作られた薬用食品に由来しています。
もちろん現代では、その薬効はありませんし、この原料であるウスベニタチアオイは使われていませんが、名前はそのままウスベニタチアオイの英語名「marshmallow」になっています。
そして、フランス語でもこのウスベニタチアオイのフランス語「Gimauve(ギモーブ)」がそのまま菓子名になっています。
その起源はフランスなので当たり前のことかもしれませんね。
というものの、日本ではマシュマロは「ウスベニタチアオイ」という名前にはもちろんなっていません・・・
日本においては、明治25年に米津凮月堂が初めて発売したことが始まりです。
日本ではそのまま食べることが多いですが、北米では焼いて熱々を食べることが多いです。
フランスでは、色々なフルーツのフレーバーのマシュマロがありますよ。
こちらはカウンターに飾ってあるミニチュアスイーツです。娘が小学生の時の夏休みの自由研究で作ったものをずっと飾ってます!