みなさんこんにちは。
ところで、先日地元の産直でこんな野菜を見つけました。
みなさんご存知でしょうか?
この野菜は最近よく目にするようになりましたね。
「ロマネスコ」と言います。
カリフラワーの一種で、適当な一部分を取っても、そこが全体と似ているという形状をしています。
こんな事言っては何ですが、ちょっと気持ち悪い感じですね。
ロマネスコはイタリア語で、ローマで作られ食べられてきた野菜なんだそうです。
カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせて作られたと言われたりもしていますが、実はロマネスコの方が古くからある植物なんです。
このらせん構造は、よく見るとカリフラワーにもちゃんと受け継がれていますよ。今度カリフラワーを手にしたらよーく見てください。
このロマネスコ、味はカリフラワーとブロッコリーの間より少しカリフラワーに近い感じでしょうか。(ややこしいですね)
調理法はカリフラワーやブロッコリーと同じように扱ってもらえればいいと思います。
つづいてはこちら。
こちらはあまり目にしませんね。
おしゃれなフレンチやイタリアンなんかに行くと、お料理の飾りに使われたりしていますね。
フェンネルやフヌイユといいます。
日本では『茴香(ういきょう)』といいます。
ローマ時代から栽培されてきた野菜で、特に葉の部分がよく利用されます。
胃薬、香料などに使用されされ、特に魚料理によく使われるため、『魚のハーブ』とも言われます。
ディルという植物に非常に良く似ていて、花も茎も葉もそっくりなんですよ。区別できないくらいです。(タラバガニとアブラガ二みたいに・・・)
また、このフェンネルの種(実)はクミンシード、アニスシード、キャラウェイという西洋料理、お菓子、パンの風味付けによく使われる種にも非常に良く似ています。
風味はそれぞれ違いますが、見た目は本当に良く似ています。まあ種ですからね。
葉の部分は、香り付けや臭み取り、サラダや飾りなどに使われ、茎の部分はサラダ、炒め物、煮物などに使われます。セロリっぽい感じで独特の香りがあります。ヨーロッパにある香草酒っぽい香りと言ったらいいんでしょうか。
家庭で使う事は稀だと思う野菜ですね。
とにかく地元でこんな野菜が作られているとは驚いたというか、とても嬉しいです。
売り場で見つけた瞬間すぐに手に取ってしまいました!
良い食材を見つけるとワクワクしますね。
生産者さんありがとうございます。