みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今の時期、柑橘系の果物がたくさん店頭に並んでいます。
その中でも、昔からあって、みかんよりも大きくて固い。
僕のイメージは「おじいちゃん、おばあちゃんが食べている」です。
小さい子が食べるというよりは、大人の人が食べている思い出があります。
「八朔(はっさく)」です。
八朔はその「音」から、サクサクしている感じをイメージしてしまって、「パサパサ」している柑橘という風に勝手に思ってしまいます。
本当は結構ジューシーなんですよ。
八朔について少しばかり書きますと、日本原産のみかんです。
「八朔」とは、旧暦の8月1日のことで、昔は毎年その時期から食べられるようになったことからこの名が付いたとされています。
適度な甘さと酸味を持っていて、少し苦みもあります。
収穫したあと、酸を抜くためにしばらく貯蔵してから出荷されるようです。
近頃は甘くてジューシーな柑橘が人気ですが、八朔はちょっと違った感じです。
「昔ながら」といった感じです。
ですが、今だに人気はあるようです。
12月頃から収穫が始まり、2月中旬位には収穫を終え、木で完熟させたものは3月中旬頃が収穫時期になります。
和歌山県が全国収穫量の6割以上を占めています。
「柑橘」のイメージは、静岡、和歌山、愛媛、瀬戸内って感じかなあ。
この辺りは、みかんと言えば、「蒲郡」「三ヶ日」ですよね!
そんな八朔をマーマレードにしました。
「ジャム」の中で柑橘類の果実や皮を使っているものを「マーマレード」と言います。
だから、「ジャム」でも「マーマレード」でもいいんですけどね。
みなさんは「マーマレード」は好きですか?
僕は大好きです!
甘いだけではなく、少し苦みがある方が好みです。
今回作ったマーマレードも少し酸味と苦みがあります。
でも小さい頃は大っ嫌いだったんですけどね。
他にもリンゴやミルク、島レモン等ありますのでよろしかったらご賞味ください。