みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「卵サンド」というと、みなさんはどちらを思い浮かべますか?
「卵焼き」を挟んだ方か、「卵サラダ」を挟んだ方か。
どうやらこれは、東西で違うようです。
「卵焼き」を挟むのは関西で、「厚焼き卵」を挟む卵サンドは、関西の喫茶店では定番メニューです。
一方、関東ではゆで卵をつぶしてマヨネーズで和えた「卵サラダ」を挟む卵サンドが定番商品なんです。
理由はよくわかりませんが・・・
そんなサンドイッチにも使う「食パン」ですが、関西は断然「厚切り」が主流です。
関西では5枚切りがポピュラーなんだそうです。
対して、関東ではほとんどが6枚切り、8枚切りです。
この違いは何故かというと、「食感」の好みに由来するそうです。
関西人は、お好み焼きやたこ焼き、うどんなどのモチモチとした食感を好む傾向にあり、食パンももっちりとした食感を楽しめる厚切り志向なんだそうです。
厚切りパンで作るサンドイッチはボリュームもあり、「安くてうまくてお腹いっぱい」で、コスパに厳しい関西に広がったのでは?
出汁の効いた厚焼き卵を挟んだ「卵サンド」が関西に広まった理由の1つかもしれないと思います。
小学生の頃、家で作ってもらった「卵サンド」は厚くはないですが卵焼きとケチャップを挟んだ「卵サンド」でした。
東京のホテルで作っていたサンドイッチの卵は、ゆで卵をマヨネーズで和えた「卵サラダ」でした。
卵サンドを作れと言われると、いつも作っていた卵サラダを挟んだ「卵サンド」を作ります。
サリューのモーニングは卵サラダの「卵サンド」をお出ししています。
たまに卵焼きの「卵サンド」もお出ししています。
また厚焼き卵のサンドイッチは、ティータイムのメニューに載せてあります。
出汁の効いた卵焼きに、マヨネーズと挽きたての黒コショウがアクセントになっています。
もちろんティータイム以外の時間でもお出ししていますが、オーダーの都合上お時間をいただくこともありますのでご了承ください。
みなさんはどちらの「卵サンド」が好みですか?