みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今回は少しマニアックな話になりますが、付き合ってくださいね。
先日のことですが、おふくろが「月桂樹」の葉(葉付きの枝)をもらいにいきました。
これです。
まあまあ大きいです。
よくお店に売っている乾燥した物じゃないですよ。
フレッシュ!!
そうです、生の葉です。
ずいぶん前にもらった物があったんですが、古くなって香りも弱くなってしまったのを見たおふくろが、
「まあ古くなったで、新しいのもらってきてやるか?」
と聞いてきました。
「まだあるから。悪いからいいや。」
と言ったんですが、もらってきてくれました・・・
こうと決めたらすぐ動く、僕とは反対の性格なので・・・
ありがとう。
みなさん見たことありますか?
フレッシュの月桂樹。
見ていませんが、月桂樹の木があるそうです!
西洋料理には欠かせない香辛料の1つです。
胡椒やシナモン等と同じくポピュラーな香辛料で、本当に良く使います。
僕たちは「ローリエ」と呼んでいます。
ちなみに「ローリエ」はフランス語で、「ローレル」は英語です。
よく間違えられる物に「ベイリーフ」があります。
なので、「月桂樹」=「ベイリーフ」と思っている人も多いです。
ところが、この2つ全く違う物なんです。
2つはクスノキ科の植物の葉であることに違いはありませんが、「ローリエ」は月桂樹、「ベイリーフ」はニッケイ(シナモン)の葉なんですよ。
よく似た葉ですが、ローリエは葉脈が横、ベイリーフは葉脈が縦です。
大きさも、ベイリーフに方が大きいです。
アップの写真をもう一度。
葉脈が横ですよね。
もちろんですが、香りも違います。
ローリエをベイリーフの代用として使っても問題はないのですが、ベイリーフをローリエの代用として使うと、「あれ?」とちょっと違った感じになってしまいます。
乾燥したベイリーフはあまり香りもしませんが、フレッシュはシナモンの香りがするそうです。
まあシナモンの木の葉ですからね。
僕もまだ見たことありませんが・・・
ローリエは「西洋料理」、ベイリーフは「インド料理」みたいなイメージですかねえ・・・
フレッシュのベイリーフの香り、かいでみたいなあ・・・
ところで今日の午後3時半頃、「あられ」が降りました。
雨が降ってきたなあと外を見ていると、段々みぞれ混じりになってきて、今度は建物の外壁にあたる音が大きくなってきたので、よく見ると「あられ」になっていました。
わずか3分位でしたが、学校が休みのためにお店にいた子供と一緒に外に出て、大騒ぎしていました。
子供は大喜びでした!
同じく僕も写真を撮って興奮気味でした!
白い粒が「あられ」です。