みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「白い恋人」
有名なお菓子ですね。
北海道のお土産と言ったら、僕の小学生の頃は「バター飴」か「熊の彫り物」でした。(なつかし〜っ!)
今は「白い恋人」が誰もが知ってる定番の1つになりましたね。
そんな「白い恋人」もコロナ禍で観光が落ち込み、店頭に並べられなくなった商品もたくさん出ているようです。
そして、この「白い恋人」を販売している石屋製菓が、フードロス対策としてお得な「半額BOX」を販売するそうです。
今回は第2弾。
前回は予想を大きく上回り、1日で完売してしまったそうです。
めっちゃお得!
でも、1万800円相当の白い恋人。
全部食べたらエライことになりそう!
とは言うものの、どの企業も苦労しています。
さて、「誕生日ケーキ」のご予約を受けました。
誕生日ケーキと言ったら・・・
「いちごのショートケーキ」が定番ですね。
お子さんの誕生日ということで、「いちごのショートケーキ」を作ってあげたかった!
本当は・・・
こんな感じで・・・
でも、残念ながら作ってあげることができません。
なぜって?
それは、「いちごが売ってないから!」
全く売っていないということはないです。
でももう時期は終わっています。
店頭にあっても状態はよくありません。
デコレーションするような「いちご」が無いんです。
なんとか在庫にあるいちごで、ケーキに挟む「いちご」は確保してありますが、写真のように立派な「いちご」はありません。
残念ですが・・・
「ケーキ屋さんにはいちごのショートケーキは一年中あるよ!」
と言われそうですが、確かにそうです。
あります。
お菓子やさんは、独自の入手ルートを持っていたりします。
また長野や北海道では「いちご」が育てられていますが、一般のスーパーなどには、なかなかお目見えしませんし、高いです。
また、日本で取れない時期はアメリカ産の「いちご」が輸入されています。
でも、あんまり美味しくないんですよねえ・・・
しかも、収穫されてから何週間も経っているのに傷まない・・・
世界の七不思議です。
お菓子屋さんに文句を言ってるわけではありません。
お菓子屋さんもそれをわかって仕方なく使っていると思います。
どうしてか?
それは、「みんなが欲しがるから」です。
最初にも書きました。
誕生日ケーキと言ったら・・・
「いちごのショートケーキ」
ですね。
一年中買いたい人がいるんです。
需要と供給ですね。
もちろん時期のものしか使わないお店もあります。
でも絶対、
「いちごのショートケーキはないの?」
と言われます。
お菓子屋さんといったら、一番に思い浮かべるケーキ第1位が「いちごのショートケーキ」だと思います。
それがお店に無いって、やっぱりお客さんからすると残念ですよね。
でも実は、一年中あること自体が不思議なんです。
いちごの時期は3月〜5月。
そして、時期ではないですが、クリスマスシーズンに向け、11月〜12月頃にはハウスものが出回ります。
12月21〜23日あたりは、いちごがいつもの倍くらいの値段の仕入れになります。
でも作らないといけないんです!
みんな欲しがりますから。
クリスマスケーキに「いちご」が乗ってないとは何事だ!くらいな感じです。
長くなりましたが、こんなわけで今回の誕生日ケーキで「いちごのショートケーキ」をご用意することができないんです。
でも安心してください!
めっちゃ美味しいの作りますから!
楽しみにしててくださいね!
それから、思わぬいただき物をしました!
じゃ〜ん!
じゃがいもで〜す。
サリューのホームページを制作してくれた方からいただきました。
たぶん、男爵、出島、ニシユタカのどれかと思うんですが・・・
2〜3種混ざってるかなあ。
でも勉強不足!
品種までは判断できません・・・
これを2箱も!
プラス立派な玉ねぎまでいただきました!
奥様の実家で採れたものだそうです。
すばらしい!
早速使わせていただきます。
遠くからわざわざ持ってきていただきました。
本当にどうもありがとうございました。