みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店駐車場入り口には「オリーブの木」があります。
木の形が、よくあるオリーブの木の様に上にスッと伸びていないこともあり、あまり気付かれません・・・
この木を「よ〜く」見てみると、「オリーブの実」がいくつか色づいていました。
たびたび紹介しています。
5月の終わり頃に花が咲いたので受粉作業をしました。
7月には緑の実が確認できました。
そして今回、久しぶりに見てみると、黒まではいきませんが、キレイな小豆色になっていました。
同じ実ですね
数えてみると、20個くらいはありました。
昨年も実が成ったので食べてみましたが、とても食べられたものではありませんでした。
しかし、油を搾ればなんとか使えそうな感じでした。
そもそも観賞用として植えてあるので、実が付いたらいいなあくらいで思っていましたが、実際実が成っているのを見ると嬉しいですね。
ちなみに「オリーブ油」が他の食用油と違うところはなんでしょうか?
それは、「果肉」から得られるオイルであることです。
ほとんどの食用油は種子から得られます。
そのため、加熱や処理精製などが必要となってきます。
そうすると植物本来が持っている風味や機能性も失われてしまいます。
一方オリーブオイルは、オリーブの果肉からそのまま出来るので、精製工程を必要とせず、風味や機能性が自然な状態で備わっているんですよ。
まあ、成っている実から絞り出しても、わずかしか取れそうもありませんが・・・