高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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そろそろ気をつけなければ・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今日(5月14日金曜日)は最高気温30℃になり、もう「夏」と言ってもいいくらいでした。

 

こんなふうに暑くなると気をつけなければいけないのが、「食中毒」です。

 

毎年5月半ばあたりから最高気温25℃以上の「夏日」も出てきたり、湿度も上がり、食材にとっても過酷な日が多くなってきます。

 

僕たちも、食材管理には更に気を使うようになります。

 

梅雨時期から夏にかけては気温や湿度が高く、細菌も増えやすいです。

 

逆に冬は大丈夫なのかといえば、そうとも言えません。

 

冬は細菌による食中毒ではなく、ノロウイルスなどのウイルス性の食中毒の発生が多くなります。

 

令和元年のデータを参考にすると、実は7月8月の真夏の時期より、3月や4月の方が食中毒の発生が多いんです。

 

また、少し涼しくなった10月も多いんです。

 

割合は約4割が細菌、約5割がウイルスというデータも出ています。

 

なので蒸し暑い時期の細菌による食中毒と共に、寒い時期のウイルスによる食中毒にも気をつけなければなりません。

 

その他、魚介類からの寄生虫や、食品や原料に本来含まれていない有害化学物質があります。

 

またキノコや野草、ふぐなど、自然界に存在する天然の毒もあります。

 

「蒸し暑くなってきたから、食中毒に注意しないと!」

 

とみんなが気をつけるから、意外と暑い時期は他に時期より少なかったりします。

 

反対に気が緩んだ時期が危なかったりします。

 

なので、僕たち飲食に携わるもの達にとっては、一年中気を緩ますことは出来ません。

 

とは言え、やはり夏は食材が腐りやすいので、その点は余計に気を使うところです。

 

テイクアウト商品も、すぐに食べてもらうのが一番ですが、少し時間を置くようなら、冷えたらすぐに冷蔵庫に入れてください。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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