みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
キュウリやトマト、ナス、ズッキーニ、インゲンなど夏の野菜がたくさん出回ってきています。
これからとうもろこしや枝豆、オクラ、ししとう、ゴーヤなどがたくさん出てきます。
こうした野菜の花は実は「黄色」が多いんです。
夏の野菜でいうと、キュウリやズッキーニ、ゴーヤ、スイカ、トマト、オクラ、カボチャなどです。
これは夏野菜に限ったことではありません。
大根や白菜、小松菜、チンゲンサイ、菜花、水菜なども黄色の花を付けます。
野菜の花の中で黄色の花が多いのは、虫が寄りやすい色だからと言われています。
「え!虫が寄ってきたらよくないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんね。
その通りなんですが、害虫となる場合もありますし、受粉の助けとなる場合もあるんです。
なので、虫は野菜にとって重要な存在なんです。
これはキュウリです。
トマトも花は黄色です。(例外もあります)
ここでちょっとした疑問。
「花の色が一緒なのに、果実の色が違うのは何で?」
こんなこと思たりしませんか?
それは、黄色いのは花弁(花びら)で、果実になるのは子房(めしべの下の方)なので、花と果実は別の部分なので、色が違っても不思議ではありません。
「花弁」とか「子房」とか習いましたよね・・・
そんなこと忘れていた・・・
ナスは紫の花ですね。