みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「トウモロコシ」
スーパーなどでもたくさん出回っています。
「朝採れトウモロコシ」
みたいに謳って売っていたりしますね。
トウモロコシの「ヒゲ」について、よく話題になりますね。
あの「ヒゲ」はトウモロコシの雌しべで、1粒1粒から1本ずつ生えています。
ヒゲに花粉が付くことで受粉して、粒が大きくなります。
なので、「ヒゲ」の本数が多いほど、たくさんの粒があるということになります。
とはいえ、大体400〜500本生えているようなので、1本あたりそれくらいの粒があるということですね。
褐色に色づいている方が熟しているという証拠なので、白いものより甘みは増しています。
最近、美味しい食べ方も話題になっています。
「皮付きのままラップに包んで、600Wで5分」(下に割り箸で台を作って乗せ、下との間にすきまを作る)
甘さが引き立ち、とても美味しく出来上がるそうです。
僕もまだやっていないので、今度試してみます。
でも一番は「採れたて」を使うことですね。
何日も冷蔵庫に入っていたものは、甘みや香りが抜けてしまいますからね。
そんなトウモロコシをスープにしました。
いつもはミキサーで回して、漉してポタージュにするんですが、今回は粒が残ったままの具入りスープにしました。
今回のトウモロコシは、初めて見かけた品種です。
「ドルチェドリーム」
生産性が低いため、流通量が非常に少ないので、店頭販売ではなく、通販でしか出回らない希少品種なんです。
「高糖度(平均糖度20度)にこだわり、スイーツのように甘い究極のスイートコーン」
という説明書きがありました。
「スイートコーンは鮮度落ちが早く、常温だと24時間で糖分がデンプンに変化し、美味しさが半減するため、生のまま保存というのは考えない方が良いです。すぐに調理してください」
ともありました。
トウモロコシの芯もダシが出るので、一緒に煮ました。
みなさんも、買ったらすぐに食べてくださいね。