みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
前回オリンピックについて思っていることを書きました。
なんだかんだ文句を言いながらも、結局は色々気になって、YouTubeで観てたりしました・・・
今回気になっていた競技の1つに、スケートボード「パーク」があり、そこに出場するのが『岡本碧優(おかもとみすぐ)』選手でした。
前にも書きましたが、彼女は高浜市出身です。
しかも僕と同じ小学校ということで、勝手に親近感も涌き、すごく気になっていました。
小さな街高浜です。
地元でこれだけ注目される人が出るのはほとんどありませんからね・・・
世界ランクも1位で、金メダル候補でもありました。
そんな彼女の結果は、営業中の合間に調べたネットのニュースで知りました。
「4位」でした。
思わず
「えー・・・どうしたの?残念・・・」
と言ってしまいました。
予選も1位で通過。
メダルは確実と思いました。
「これで高浜もニュースに出るし、一気に有名人だね。」
なんて言っていたのに・・・
スゴいことですよ!4位ですから。
でもなんだか残念・・・
その後ニュースで知りました。
決勝では技を決めきれなくて転倒してしまいました。
技のレベルを落としていたとしても、メダル獲得は間違いなかったようです。
しかし彼女自身の『プライド』が許さなかったのでしょう。
技のレベルを落とさず攻めていきました。
結局失敗しましたが、他の選手も彼女の思いをわかっているので、皆が彼女の周りに集まり、彼女を肩に乗せて演技を賞賛!
そんな岡本選手も悔し泣きしながらも笑顔になっていました。
この場面は、今大会で最も印象に残っている場面の1つです。
15歳ながら、きちんと自分自身の『プライド』を持っていました。
仕事は何にしろ、皆その道の「プロ」なんです。
特に僕たちのような技術職はそれがより一層強く言えます。
「プロとしての自覚」「プロとしてのプライド」
そんなことがよく言われます。
自分自身はどうなのか?
まだまだ甘い気がします。
岡本選手の今回のような場面でも果敢に攻める様は、もう「プロフェッショナル」です。
はたして自分は、そんな窮地に立たされた時に「攻める」という道を選ぶことができるか?
「守り」に入っていないのか?
コロナ禍において、彼女の勇姿に考えさせられ、そして感動しました。
(なんだか,オリンピックの興奮冷めやらぬ・・・といった感じですね・・・)