みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
店内に生けてあるお花の紹介です。
「夏に強い」「元気に咲く」
暑い夏にも元気で可愛らしい花、しかも花持ちがとても良い花です。
この辺りの地域では、庭先や畑などにも咲いていますし、暑さに強いので、仏花にも重宝されています。
「ケイトウ」です。
モコモコ、フワフワしていて可愛らしいです。(中にはちょっと・・・という方もいますが・・・)
毛布みたいで、暖かな質感があります。
真夏に咲くのに・・・
この花の形が鶏のトサカに似ていることから「ケイトウ(鶏頭)」と名付けられました。
花の形や大きさ、色、長さも色々な種類があります。
先がとがった「炎」のような形のものもあります。
その名の通り、学名は「燃焼」という意味のギリシャ語に由来します。
この「ケイトウ」は奈良時代に中国経由で伝わっています。
万葉集にも歌が詠まれているくらい古くから親しまれている花なんです。
ちなみに奈良時代っていつ?・・・
中学校で習ったなあ・・・
平城京に都が置かれた時代です。(710年〜794年)
あ、それなら知ってる!
とそれくらい古いです。
お店の裏手にも、小さな先のとがった「ケイトウ」がたくさん生えてきます。
種が落ちて、時期が来ると次々生えてきます。
そんな感じで放っておいても勝手に生えるくらい手間要らずです、しかも猛暑にも耐えられます・・・
そしてもう1つ。
こちらは玄関でお出迎えです。
「リンドウ」と「ハラン」です。
僕はこの青紫色の「リンドウ」が好きですね。
この色が好きです。
時期的には少し早いです。
「リンドウ」は秋の山野草の代表的なものです。
「夏に強い花」と「秋を知らせる花」が同居しています。
今年の夏はちょっと変な気候でしたね。
昨年とは違い、もう秋の気配がしてきましたね。