みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
最近、サツマイモのことばかり書いているような・・・
大好きなんです。
やっぱり「焼き芋」が美味しいですね。
でも僕にとっては、なんだか贅沢品のイメージです。
大人になるまで、「焼き芋」を買って食べた記憶はあまり無いですね。
今ではスーパーなんかにも売ってますね。
田んぼで藁を燃やして「焼き芋」を食べた思い出はありますが、なんだか焦げたような、硬いところがあったり、今みたいに綺麗な「焼き芋」は食べたことが無かったような気がします。
家では、小さい頃、「天ぷら」や「蒸かし芋」をよくしました。
天ぷらなんかは、揚げてる横でつまみ食いをよくしました。
今ではご家庭では、あまりしないでしょうね。
なので、僕は「蒸しただけ」「茹でただけ」みたいなサツマイモが好きなんです。
貧乏臭い・・・
いや、素材の味を楽しむ。(笑)
焼き芋ほど甘くないので、たくさん食べてしまいます・・・
そんなサツマイモに、「大学イモ」がありますね。
初めて食べたのは給食でした。
「大学イモ?」
何だそれ?
出てきたのは揚げたサツマイモに、甘塩っぱい蜜が絡まっている物でした。
サツマイモ好きな僕にとって、そんな「大学イモ」はズバリ!
苦手な味でした・・・
「え〜!なんでえ〜!」
そんな声が聞こえてきそうですが・・・
「大学イモ」が出るたび、我慢して食べていました。
甘塩っぱい味がどうもダメでした。
それは今もです。
好んで甘塩っぱい物は食べません。
しかし、今では大好きです!
でもやはり、醤油などが入っている物はあまり好みではないかもしれません。
サツマイモのポタージュを仕込んでいる時に、サツマイモを見ながら何となく、
「ついでに大学イモ作ってみよう!」
そう思って作りました。
揚げて、蜜と絡めてみたいな本格的な物ではありませんが、簡単に美味しくできます。
揚げない「大学イモ」です。
フライパン1つでできます。(テフロンがいいです)
材料は、サツマイモ1本、油30グラム、砂糖30グラムです。
作り方は、乱切りにしたサツマイモを水に10分つけてから、よく水気を取ります。
フライパンにサツマイモと油と砂糖を入れます。
中火にかけて、パチパチ音がしてきたら弱火にしてフタをします。
(ポタージュを仕込もうと思っていたので、皮はむいてありますが、付いていてもいいです。)
イモに串が通るようになったら、フタを取って、砂糖に色がつき、絡まってくるまで火を通していきます。
砂糖は油と混ざらないので、砂糖だけ絡まって、油がフライパンに残ります。
材料を入れて、火にかけるだけなので簡単です。
出来たては周りがカリカリで、歯にくっつきますが、しばらくするとカリカリが蜜のようになって、より美味しくなると思います。
どうぞ試してみてください。