みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今日は「中秋の名月」です。
しかし雲って見えませんでしたね・・・
数日前に、
「やけに月が明るくて良く見えるなあ」
なんて思っていたら、そんな季節なんですね。
お店にもそんな「お月見」らしい生け花が飾られています。
「ススキ」って「月」を連想させますし、よく合いますよね。
そしてお客様からは、
「月見団子だよ」
っと、お団子をいただきました。
碧南の「天王だんご屋」の団子です。
昔ながらの団子ですね。
僕がまだ幼稚園の頃から、高浜からわざわざ買いにいった思い出があります。
甘辛い醤油で焼いてある団子と、赤福の餡のようなこしあんの団子。
ありそうで無いんですよね。
心がこもっていますね。
「手作り」って感じです。
美味しい!!
と、団子をいただきながら、
「何でお月見団子なんだろう?」
なんて思いました。
いちばん月がキレイに見える季節の十五夜が「中秋の名月」と呼ばれ、お月見イベントは平安貴族の間で広がりました。
この十五夜の日に、団子を供える習慣が定着したのは江戸時代からです。
十五夜が穀物(お米)の収穫時期に重なっていたため、お米の粉で月に見立てて作った団子を供え、お米が無事に収穫できたことに感謝し、次の年の豊作を祈願しました。
当時は月が信仰の対象で、月神である月読命(つくよみのみこと)が農耕の神であったためと言われています。
また当時の人は、供えた月見団子をいただくことで、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得ることができると信じていたそうです。
という訳で、「中秋の名月」と言われる十五夜には団子を供えて、お月見をするようになったそうです。
僕は「花より団子」ではありませんが、「月より団子」ですね。
話し変わりまして,店内の生け花の他に玄関にも新しく生け花が飾ってあります。
でっかいです!迫力あります!!
グニャグニャしているのが「ツルウメモドキ」
オレンジと黄緑の花が「ケイトウ」
細くて紫色の花を付けているのが「スターチス」です。
今回はダイナミックに生けてあります。(この言い方でいいのかな?)