みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
大学入試共通テストが始まりました。
大学入試がいよいよこれから本番を迎えます。
今までの努力の成果が試される時ですが、そんな努力を少しでも助けるための食事もまた大切ですね。
頭を使うとお腹も減ります。
将棋の対局でも食事が話題になるように、座っていても、頭を使うだけで対局後は体重が減るといいます。
脳は体重のおよそ2%の重さと言われています。
それだけの重さにも関わらず、脳で使われるエネルギーは身体全体の20%も使うそうです。
ということは、体の他の部分の10倍のエネルギーを使っていることになります!
脳で使われているエネルギー源はブドウ糖(グルコース)だけです。
対して、他の体の細胞は色々な成分をエネルギー源としています。
そうして色々なものを燃料として使うと、「燃えカス」が出て細胞に負担のかかる物質が出てしまうそうなんです。
しかし、脳で使われるグルコースを燃焼させると、「水」と「二酸化炭素」しかできません。
体にも優しいんです。
では「なぜ頭を使うとお腹が減るのか?」
それは脳の中にセンサーがあり、このグルコースの濃度を感知しています。
脳を使うと、当然ながらそのグルコースが減ります。
もしグルコースが極端に減ってしまうと、脳の神経細胞はエネルギー不足になってしまい、上手く機能しなくなる可能性が出てきます。
ちょうど車のガソリンが減って、あのガススタンドマークが点灯!みたいな感じです。
こんなことにならないように、グルコースの濃度がある程度下がってくると、
「お腹減ったよ〜」
という信号を出して、脳を守っているんです。
なので、勉強をしてお腹がすくということは、きちんと頭を使った証拠なんです。
でも若い時って、寝ていてもお腹減ってたなあ・・・(笑)