みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今の時期は煮込み料理がいいですね。
お店でもチキンのもも肉をよく煮込みにします。
トマト煮やクリーム煮、たまにヴィネガーを使った煮込みなど。
そんなチキンの煮込み料理のコツは?
「チキンの皮目をしっかり焼くこと」です。
クリーム煮はあまり色をつけ過ぎるとダメですが、そうではない限りできるだけ焼き色を「キチン」と付けることがコツになります。
焦がしてはダメですが、しっかりキツネ色に香ばしく焼く。
これが美味しさの秘訣になるんです。
もちろん焼かずに入れてもいいんですが、コクの深さと美味しさが違います。
本当は骨付きがいいんです。
手に入った時はそんな骨付きもも肉を使うこともあります。
どうして?
出汁を取る時って何を使いますか?
そうです、骨やガラを使いますよね。
だから骨付きのお肉を使って煮込み料理を使うと、骨からも出汁が出てさらに美味しくなります。
魚も本当は丸ごと焼いた方が美味しいんです。
骨から身に美味しさが染み込んでいきます。
ちょっと手間はかかりますが、たまには煮込み料理を作ってみてはいかがでしょうか?