高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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名前は「カレーリーフ」だけどカレーには使わないそうです。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

この葉っぱ「カレーリーフ」と言います。

 

インドやスリランカでよく使われるハーブだそうです。

薄く柔らかな葉です。

 

「カレー」が付くからてっきりカレーに使うのかと思たら、そうではないようです。

 

そもそもインドに「カレー」はありませんからね。

 

インドを植民地にしていたイギリス人が、適当につけた料理名です!

 

カレーパウダーを売るためにつけられたんです!

 

ちなみにイギリスの辞書に初めて載った「カレー」の定義は「黄色い食べ物」です。

 

ターメリックを使って黄色くすれば「カレー」になります。

 

そんな感じで、

 

「インド人が料理によく使う葉っぱ」

 

くらいな感じでイギリス人がつけたのかもしれません。

 

「カレーリーフ」じゃなくて「インドリーフ」くらいにしておけば良かったんですがね・・・

 

そのカレーリーフはそれほど強くない香りなので、カレーに入れると負けてしまうそうです。

 

確かにそのままだと、それほど香りはなく、手で潰してみると青臭いような香りがします。

 

日本には奄美以南で自生しているという説があるようですが、探しても見つからないそうです。

 

だから日本では馴染みがないそうです。

 

最近の南インド料理ブームで、知られるようになりました。

 

今回それが地元で手に入りました。

 

どうやら生で使うといいそうです。

 

ミカン科に属する植物で、日本名は「オオバゲッキツ(大葉月橘)」です。

 

確かにミカンの葉に似てますね。

 

それじゃあ、どんな料理に、どうやって使うのか?

 

暑い地域の植物で、そもそもインドでも南インドでしか使われていなかったそうです。

 

話はそれますが、インドでも北の方が裕福で、南の方は貧しかったそうです。

 

イタリアもそうですね。

 

20年以上前、「ムトゥー 踊るマハラジャ」といういインド映画を観に行きました。

 

インドで話されている言語は600くらいあるとされていて、村が変わると言語も変わり通じなくなるという場面が映画でも出てきた覚えがあります。

 

それはいいとして、カレーリーフの使い方は、そのまま、素揚げする、油に香りを移すなどの使い方ができるそうです。

 

南インド料理店の店主さんに聞くと、コショウや唐辛子と同じように使えば、料理の幅ももっと豊かになるということです。

 

「カレーリーフ」という名前から一旦リセットッして、ハーブの一種だと思って使うといいそうです。

 

まだまだ未知数の「カレーリーフ」です。

 

色々使ってみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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