高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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値上げに追い打ち・・・カニやウニ、紅鮭などが・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

毎日のように「値上げ」のニュースが耳に入ってきます。

 

特に小麦関係は値上げ幅が著しいです。

 

今のところ下がる要素が見あたりません。

 

ロシアのこともあり、今後もっと値が上がってもおかしくない気がします。

 

そんな時にまた食に関する大きなニュースが報道されました。

 

ウクライナに侵攻するロシアに対する制裁として、貿易上の優遇措置である「最恵国待遇」を撤回すると表明しました。

 

これにより、ロシアから輸入される水産物の関税が引き上げられるようです。

 

カニ、ウニ、紅鮭などが主なものとして挙げられています。

 

日本は国内で消費する水産物の過半数を輸入で賄っています。

 

農林水産省によると、2021年のロシアからの水産物の輸入額は1381億円と、中国、チリに次ぐ規模で、水産物輸入全体の8・6%を占めます。

 

このうち「カニ」におけるロシア産のシェアはなんと!56%にもなります。

 

半分以上です。

 

加熱して食べる「紅鮭」は79%、ウニは47%にもなります。

 

他にも、「タラコ」は56%、「マダラ」は63%など、日本における輸入水産物のロシアへの依存度は高いだけに、これらの価格が高騰することは、日本の食生活への影響が大きくなると考えられます。

 

さらに、ウニは北海道で昨秋の赤潮被害の影響で、品薄状態の中、今回のようなことになれば、さらに高値に拍車がかかるでしょう。

 

また、ロシアへの経済制裁として、ロシアの銀行への代金の支払いができなくなることもあり、今後水産物の輸入が難しくなりそうです。

 

まさか、ここまで影響が広がってくるとは思いませんでした

 

とにかく早く収まって欲しいです。

 

 

 

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