みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店の裏手にレモンタイムが植えてあります。
というか、レモンタイムを根ごと分けていただき植えました。
「強いから、どんどん増えて周りの植物のところまでタイムだらけになるよ。」
と言われました。
初めは根付くか心配でしたが、なんとか根付いてくれました。
その後思ったより増えてはいきませんでした。
冬になると枯れたようになったので、
「枯れちゃったかなあ・・・」
と思っていました。
そうしたら、春になるとまた緑色の葉を付けてきたので、
「大丈夫だ!」
なんて思って、早5年くらい経ったでしょうか。
いつの間にか大きくなりました。
一度根付くと、どんどん大きくなります。
お店で使うには十分な大きさです。
育てる環境は、直射日光の当たり過ぎや、湿度が高いのはあまり良くないようです。
どちらかと言うと乾燥した環境を好むようです。
確かにもともと地中海沿岸が原産で、ヨーロッパのような湿度の低い気候で育っていた植物です。
確かにそうかもしれません。
しかし夏には直射日光がまともに当たるような場所で、日陰も無く、用水路の間の狭い場所、というそれほど良い環境とはいえないところながら、元気?に育ってくれています。
しかもほとんどお世話をしていません。
それでも育ちます。
もともと香草は、その辺の草むらに勝手に生えて育つようなものです。
あまり手をかけない方がいいのかも知れませんね。
僕みたいな人にはもってこいですね。(笑)
この「レモンタイム」は「シトラスタイム」とも言われます。
タイム特有の香りに中に、レモンのような柑橘系の爽やかな香りがします。
タイムと柑橘系の香りのする何かが交配して出来たと思いきや、どうやら最近のDNA分析で、これが個別の種であることがわかりました。
そんなレモンタイムの小さな花がたくさん咲いています。
薄い紫をしたカワイイ花です。
シソ科ということもあり、シソの花によく似ています。(刺身の盛り合わせなんかによく付いているやつです)
このレモンタイムは今日も魚料理に使いましたよ。