高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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肥料が高騰・・・離農の心配も

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

多くの食品の値上げがニュースになっています。

 

それだけではありません。

 

その、元の元である、農作物の肥料までも高騰するということで、農家経営にも影響が大きく出ると思われます。

 

JA全農は6月から大幅値上げに踏み切るようです。

 

主要品目は過去最高値を更新しました。

 

実はここにもロシアのウクライナ侵攻が出ていたんです。

 

ロシア、ウクライナ共に、肥料の原料となる窒素などの産出量が多く、その輸出が停滞しているんです。

 

中でも「尿素」は最大94%の販売価格引き上げを実施します。

 

ちなみに尿素肥料は茎葉の生長を促す窒素成分を多く含んでいます。

 

肥料の原料は中国も主要産出国ですが、自国内への供給を優先して輸出規制を始めた為に、価格上昇が加速しました。

 

そこに燃油価格の高騰や輸送コストの上昇、大幅な円安も価格を押し上げています。

 

全農は輸入先を変えたりしていますが、供給不足は深刻なようです。

 

そんな中でも生産者である農家さんの負担は膨らんでいきます。

 

なぜなら、農産物の販売価格は市場の需要と供給の動向に左右されます。

 

そのために肥料などの生産コストの上昇分を販売価格へ転嫁することが難しいんです。

 

自分達では価格を決められないんです。

 

このように長期に生産者への負担が続けば、離農につながることが心配されています。

 

本当に何から何まで「値上げ」です。

 

近いうちに、いつも食べていた野菜が高級品になってしまうかも・・・

 

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