みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今畑では夏野菜が育っている最中です。
しかし梅雨時期ということもあり、雨が多くなり、色々と注意することも出てきます。
土の中や野菜の表面が高温多湿になると、野菜の病気の原因となる細菌やカビの菌が増えやすくなります。
特にトマト、スイカ、カボチャなどのもともとは雨量の少ない地域を原産地とするような野菜は、雨が多い環境では弱りやすいんです。
また土の中の水分量が過剰になると、野菜の根が呼吸できなくなり、酸素が足りなくなり障害を起こすこともあります。
それから雨量が増えると、雑草も増えて成長しやすくなります。
大量の雨が降ると、土が雨で溶けて流出し、雨に溶けやすい栄養素も同時に流れてしまいます。
さらに雨がたまったり、その上を歩いたりすると土がどろどろになり、細かい土の粒子である粘土が表層にたまりやすくなります。
粘土化した土は隙間が無くなり硬くなります。
そうすると水はけも悪くなります。
野菜が根を張りにくくなり、呼吸もできなくなるので、生育障害を起こしやすくなるそうです。
土の表面に、ビニールやワラ、葉や草で覆うことにより、雑草や、土の流出を防いだりします。
また雨が直接当たらないように、ビニールで覆ったりします。
水はけを良くするために畝(うね)を高くしたりと、色々と対策をしなければなりません。
植えたら植えっぱなしではありませんよ。
手をかけたら、かけただけ、野菜は答えてくれます。
こんな偉そうなこと言ってますが、農作業は初心者です・・・