みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
汗をたくさんかく夏です。
水は喉が渇く前に飲むように心がけています。
大人の場合、体重の約6割は水と塩分が混ざった「体液」です。
その体液は、汗として身体の外に排出されることで体温調節を行ったり、栄養素や酸素、老廃物などを運び出すなどの大切な働きがあるんです。
その中でも「唾液」の量は、1日なんと1リットルもあるんですよ!
それからお腹の中にある「腸液」は8リットルもあり、身体には大量の水分が必要なんです。
なので、汗をよくかく夏には、こまめに水分を取っていないと脱水症状にもなりかねません。
「脱水症」が起こるのは、
・身体に入ってくる液体が少なくなったとき
・身体から失われていく体液が増えたとき
です。
体液が不足すると、めまい、こむら返り、吐き気、頭痛、食欲不振などがあります。
そんな脱水症のサインはいくつかあるようです。
・口の中がネバつく
・夏バテ気味の感じる
・いつも喉が渇いている
・日中、トイレに6時間以上行っていない
・足がつる
・二日酔いのような症状(頭痛、吐き気、眠気など)
このように感じたら要注意です。
実は僕も、急に暑くなった6月下旬ごろ、夕方くらいに軽い頭痛があり、熱中症か水分不足かと思うことがありました。
やはり水分は、「のどの渇きを感じる前に飲む」のが重要だそうです。
かといって飲み過ぎるのもよくないようです。
水だけ飲んでいても、身体の中には貯めておくことができないので、体外に排出されてしまいます。
また水だけを多量にとることで体液が薄まり、色々な症状が出てきます。
意識がもうろうとしたり、痙攣を引き起こしたりする「水中毒(みずちゅうどく)」という状態になってしまうこともあるそうです。
特にのどの渇きを感じにくく、汗をかきにくい高齢者や、大人よりも体液の割合が多く、自分で水分摂取の判断ができない子供は特に注意ですね。
みなさんも水分はこまめにとってくださいね。