みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
イチゴは、年間通して消費されています。
生産量の少ない夏秋期にもケーキなどに利用され、大手の洋菓子メーカーから街のケーキ屋さんまで、一年中欠かすことのできないものとなっています。
しかしながら、夏の時期には国産イチゴはほとんど手に入れることができません。
夏秋期はアメリカなどの海外から年間およそ4000〜5000トンが輸入されています。
そうとはいえ、輸入品は輸送に伴う品質面で不安が多いため、近年は国産イチゴのニーズが大きくなっています。
日本のイチゴ栽培は大きく分けて、11頃月から5月頃まで収穫できる「冬春どり」と、6月頃から11月頃まで収穫できる「夏秋どり」に分けることができます。
この「夏秋どり」のイチゴの産地は、北海道、東北、および関東以西の高冷地など、夏期冷涼な地域です。
その中でも北海道がその半分以上の作付け面積
「冬春どり」の年間収穫量は19万トンなのに対し、「夏秋どり」は1500トンと、夏春どりのわずか1%、100分の1にも満たない状況なんです。
これは平成18年のデータとかなり古いので、今はもう少し増えていると思いますが、それにしてもまだまだ全然少ないですね。
例えば、長野県安曇野市と松本市を包括する「JAあずみ」では、もともとキャベツなどを生産していた農家が、高齢化に伴い軽量品目への転換を視野に入れたことをきっかけに、2004年から夏イチゴの栽培が開始されたそうです。
2012年には、あのシャトレーゼとの契約生産をスタートしたことがきっかけで、栽培面積が急速に拡大しているそうです。
イチゴは本当は3月初め頃から5月終わり頃までが旬ですが、クリスマスの需要が多いことから12月にも収穫できるようにしたり、夏にも収穫できるようにしたりと、一年中食べられるようになりました。
人間ってスゴいのか、怖いのか・・・(笑)
夏期はイチゴなしのケーキになります。