みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
夏バテ防止には、糖質の代謝を助けたり、疲労回復効果のあるビタミンB1をとるといいと言われます。
ビタミンB1が多い食材は、うなぎ、豚肉、玄米などが代表的ものです。
特に豚肉にはたくさんのビタミンB1が含まれています。
でも豚肉を買いにいくと、
「ロース」と「肩ロース」
という表示が目に入ります。
「ん〜、何が違うんだろう・・・?」
同じような感じですよね。
確かにつながっている部位ですからね。
背骨の横についているお肉ですね。
「肩ロース」は頭に近い方です。
でも「肩肉」とは違うので、注意してください。
と言っても、「肩肉」ってあまり売ってないですからね。
おしり側が「ロース」です。
ロースはみなさんもわかると思います。
肉の上に脂がついているお肉です。
脂とお肉がはっきり別れています。
一方「肩ロース」はお肉の間に脂が入り込んでいます。
ポークソテーでも「肩ロース」をよく使います。
脂が入り込んでる分、よりコクが感じられます。
煮込み料理にも良く使います。
両方とも肉質は柔らかいのが特徴です。
「ロースハム」は豚肉の「ロース」の部分を丸く成形して作っています。
でも僕たちが見ても、
「これ肩ロースじゃないの?」
なんてこともあります。
厳密には、「骨の何本目まで」とかありますが、お肉屋さんによって多少違ってきますね。
たまにはちょっといい豚肉を食べてみてください。
味が全然違いますよ!
特に脂ですね!
んん?これは難しい部位ですね。
ギリギリ「ロース」かな。