みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店の入り口手前に、シマトネリコという木があります。
夏にはそこに、たくさ〜んのセミが止まり鳴いています。
朝からものすごい大合唱です。
ドアが閉まっていても、
「あれ?開いてるの?」
と思ってしまうほどです。
お客様からも、
「セミがたくさん止まってるねえ!」
と言われるほどです。
最近は昔よく見た「アブラゼミ」が少なく、「クマゼミ」がほとんどです。
セミの一生は、幼虫の期間が数年〜7年くらいです。
長い場合は、なんと!10年以上幼虫のまま土の中で過ごすこともあると言われています。
しかし成虫になって地上で過ごす期間は・・・
わずか一週間から数週間なんです!
長〜い間、土の中で待って待って待って・・・
出てきたら数週間の命って、ちょっとかわいそうですよね。
そんなセミは近頃「昆虫食」としても注目されています。
とは言え、
「え!あのセミを・・・」
というのが率直な感想ですが、とても栄養があり美味しいそうです。
成虫だけではなく、幼虫もだそうです。
何年も頑張って土の中にいる幼虫を・・・
と思うと、何だかかわいそうで食べられないですよね。
というか「食べるの!!」・・・ですよね。
あとセミの話でちょっと怖い話があります。
セミに寄生する虫がいて、その虫がセミ自体をコントロールしてしまう・・・という話しです。
つまりセミ自身は、自分の意志で動くことはできず、行動を支配されてしまうそうなんです。
セミの姿をしたセミじゃないものになってしまうんです。
怖い・・・
毎朝セミの声で目を覚まします。
でも、この声を聞かないと『夏』って感じがしませんよね!
良〜く見ると、頭がかなり特徴的ですね。