みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
最近では、人気の夏野菜に仲間入りしている「ズッキーニ」です。
ズッキーニももちろん花が咲きます。
花には「雄花」と「雌花」があります。
実が付くのは「雌花」です。
海外では、この花が珍重されます。
レストランなどでは「花ズッキーニ」として一品ができてしまいます。
フレンチでも「花ズッキーニ」は人気があります。
花の中によく詰め物をして調理をします。
チーズを詰めて揚げたり、味付けをしたご飯を詰めて蒸したり、挽き肉やすり身を詰めて焼いたりします。
ちょっと小さいですが、花が付いています。しぼんでますが・・・(家の畑で取れました。)
このズッキーニの花は、早朝に開花し、日が昇るとしぼんでしまいます。
なので、収穫は早朝に行われます。
ズッキーニの花はとても繊細で、室温ではすぐにしぼんでダメになってしまいます。
花ズッキーニとして使う場合は、収穫後の保存は、花の中にキッチンペーパーなどを詰めて乾燥しないように袋に入れて、冷蔵庫に入れておきます。
僕は初めてこの「花ズッキーニ」を使って調理するのを見た時、
「何で花の中にわざわざ詰め物して調理するんだろう?」
と、不思議に思いました。(笑)
そして、珍重されているだけに高いです!
こういう変わった料理って、だいたい王様を喜ばそうと、珍しい物を使った料理を献上したり、パーティーに出したりされて人気が出た事で、広まったりしますよね。
料理人も大変だったんです・・・
このズッキーニの花はさすがにカボチャの仲間だけあって、花は似ていますね。
キュウリにも似ていますね。
ちなみにズッキーニはウリ科カボチャ属、キュウリはウリ科キュウリ属です。