みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
10月末の休みの日に、本当に久日ぶりに遠出をしました。
と言っても県内です。
ちょっと早い「香嵐渓」です。
まだ紅葉には早いことは、わかってのことです。
いつもお店にこもってばかりの僕を、スタッフ「K」が誘ってくれました。
「秋になったら、新そば食べに行きたいなあ・・・」
と言っているだけの僕を見かねて
「たまには出かけないと!」
と、いうことで「自然薯」が食べられるお店に行くのを兼ねて、香嵐渓にも行ってみました。
豊田市足助町にある、矢作川支流の巴川がつくる渓谷です。
数ある紅葉の名所の中でも、東海地方では一番有名な場所ではないでしょうか。
それだけに紅葉シーズンの休日は、交通情報でも一日中「渋滞」という言葉が流れてきますね。
名物料理は、「そば・鮎・きのこ・こんにゃく・五平餅・とろろ」などですね。
また、へぼ(蜂の子)飯やイノシシなどのジビエも名物なのかな・・・?
そんな足助町にある「香嵐渓」で、早めの「紅葉狩り」?をしてきました。
全く紅葉はしていませんでしたが・・・
でも天気はめっちゃ良かったです!
今まで香嵐渓には何度か行ったことはありましたが、紅葉を見に行くことはしたことがありません。
キレイな紅葉は見たいとは思いますが、渋滞がスゴそう・・・と思ってしまいます。
僕と同じ世代の方々は、「香嵐渓」と言えば、「紅葉」よりも「ヘビセンター」ではないでしょうか?
「コブラ対マングースの決闘!」ですよね。
「香嵐渓スケート場」にも何度も行きましたよ。
しかも休日はオールナイトでやっていたので、親戚のオジさんに連れられて、午後9時頃から午前3時頃まで滑って、明け方に帰ってくるなんてことをしていました。
香嵐渓の「もみじ」は、香積寺(こうじゃくじ・足助町にある曹洞宗のお寺)十一世の三栄和尚が、寛永11年(1634年)に植えたのが始まりといわれています。
この三栄和尚は、矢作川支流である巴川沿いの参道から香積寺境内にかけて、楓や杉などを、般若心経一巻をとなえるごとに、一本一本植えていったと伝えられ、「もみじの開祖」と呼ばれています。
ちなみに「香嵐渓」という名の由来は、
「飯盛山(寺院がある山の名称)からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香しいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気(らんき:湿り気を含んだ山の空気)也」
から命名されたと言われています。
そろそろ紅葉も見頃になってきましたかねえ・・・