みなさんこんにちは。
「よく食べ、よく寝て、よく動く」
そんなことが昔から言われていますよね。
特に成長期のこども達に言えることですね。
「親は無くとも子は育つ」「かわいい子には旅をさせよ」「三つ子の魂百まで」「親の心子知らず」など、子供に関することわざは色々ありますね。
その中でも「寝る子は育つ」というくらい、若いうちはよく寝ますね。
中学生の男子ともなると、あっという間に大盛りご飯をたいらげてしまいます。
そのこども達に最近目立つ傾向があるようです。
屋外で遊ぶことが少なかったり、ゲームやマンガをよく見ることから、視力の低下が著しいのはみなさんご存知かもしれませんね。
また、運動能力が下がっていることも問題視されています。
そんな運動能力の全国調査で、我が愛知県はとても残念な結果を残しているようです。
昨年、全国の小学校5年生と中学2年生を対象に行われた「全国体力・運動能力調査」がありました。
「立ち幅跳び」「ボール投げ」「50メートル走」など9種目で測定するものです。
その結果、愛知県の小学5年女子と中学2年男子が全国最下位でした。
小学5年男子と中学2年女子は46位となりました。
ちょっと驚きました。
県の関係者も「原因はわからない」と言っているそうです。
昨年も、小学5年男女、中学2年男子が最下位で、中学2年の女子が45位だったので、それほど大きな変化はないようです・・・
全国的に平均的な運動能力が低下している原因は、
「外遊びやスポーツの重要性を学力の状況と比べ軽視する傾向が進んだこと」
が原因の1つと考えられています。
また「子供の遊び場の減少」「少子化や学校外の学習活動などによる仲間の減少」などが言われています。
この2〜3年はコロナ禍もあり、屋外での活動が減少したことや休校などが原因で、さらに運動能力の低下がみられているそうです。
大人になって気づきましたが、小中学生が重い荷物を背負って、毎日登下校するだけでもかなりの運動量です。
運動していないとはいえ、それだけでも毎日歩いていれば体力はつきます。
その最低限の運動さえすることができなかったんです。
体力や運動能力が低下するのも無理ないですよね。
動かなければ、食べる量も減る。
動かなければ、睡眠も浅くなる。
こども達にとって「よく食べ、よく寝て、よく動く」は基本なんですよね。