みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
緑茶飲料のパイオニアでもある伊藤園の「お〜いお茶」。
緑茶市場の3割を占めるトップブランドである人気商品ですね。
この人気の理由は、味はもちろんのこと、どうやらそれだけではないようなんです。
それは「俳句」なんです。
「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」が実は「応募総数日本一」の俳句コンテストなんです!
少し古いですが、2019年の第30回の応募総数は、なんと200万句にものぼったそうです。
この新俳句大賞は1989年(平成元年)の お〜いお茶の発売に合わせて始めそうです。
当時は「緑茶をお金を出して買う」という習慣がありませんでした。
また、そのころは俵万智さんの短歌集「サラダ記念日」が約260万部も売れる大ベストセラーになり、短詩系文学が人気になり、短歌や俳句の講座も大人気でした。
しかしながら、当時は作った作品を発表する場がなかったそうです。
そこでプロモーションの1つとして、俳句を発表する場を商品パーッケージに設けました。
そしたらどうでしょうか!
今や「応募数日本一」の俳句コンテストにまでなってしまいました。
そしてもう1つの驚きは、この200万句の応募の93%は小中高生による句なんです!
国語の授業の一環として、学年や学校全体で応募することも多く、毎年約3000校からの応募があるそうです。
想像以上の人気に驚きました!