高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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一休善哉(いっきゅうぜんざい)の日

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

寒い日には、温かい「おしるこ」なんかが食べたくなりますね。

 

ところで「おしるこ」と「ぜんざい」の違いってなんだろう?

 

「粒あん」「こしあん」「白玉団子」「餅」・・・

 

そんな「ぜんざい」のお祭りがあるようです。

 

「一休善哉(いっきゅうぜんざい)の日」

 

聞いたことありますか?

 

これは名前の通り 「一休さん」と「ぜんざい」への感謝祭のようなものですね。

 

平成17年より、1月最終日曜を「一休善哉の日」として、その一年間の各人毎の誓いの言葉を奉納してもらえるという行事を作りました。

 

あの「一休さん」こと「一休禅師」は1月1日生まれです。

 

一休さんが、大徳寺(京都市北区にある臨済宗大徳寺派の総本山)の住職からお餅の入った小豆汁をごちそうになり

 

「善哉此汁(よきかなこのしる)」

 

とおっしゃったことから「善哉(ぜんざい)」となった言われています。

 

京都府京田辺市にある酬恩庵一休寺」において、「善哉」の名付け親である一休禅師にちなんで一年の誓いを絵馬に書き込み、当日はお善哉がふるまわれます。

 

「ぜんざい」の名付け親は「一休さん」とされています。

 

また島根県では、出雲神社の神事で振るまわれた「神在餅(じんざいもち)」を由来とする説もあります。

 

「じんざいもち」が訛って「ぜんざい」となったと言われています。

 

ちなみに「善哉」は元仏教語で、「素晴らしい」を意味するサンスクリット語です。

 

仏典では、仏が弟子の言葉に賛成・賞賛の意を表す時に、「それで良い」「実に良い」といった意味で用いられます。

 

「ぜんざい」という言い方は、愛知ではあまりしませんね。

 

有名なお菓子「しるこサンド」もあるように、「おしるこ」という言い方の方が馴染みがありますね。

 

「ぜんざい」というと、甘味処で食べる、ちょっと良いもの感がある気がします。(笑)

 

小豆がたくさん入って、汁が少ないイメージですね。

 

でも、あまり区別はしていない感じですね。

 

関東では、汁の多いものを「おしるこ」、汁のがほとんどない小豆(粒あん)のものを「ぜんざい」と分けて言っているようです。

 

関西では「ぜんざい」が一般的です。

 

あえていうなら、粒のないこしあんの汁状のものを「おしるこ」と言っているそうです。

 

関東で言う、汁のほとんどない小豆(粒あん)がたくさんある「ぜんざい」は、関西では「金時(きんとき)」と言うそうです。

 

小豆が大好き、あんこ大好きな僕は、もちろん「ぜんざい」「おしるこ」も大好きです!!

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