みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
3月21日は「春分の日」です。
3月の「春分の日」、9月の「秋分の日」のそれぞれを中日とし、その前後3日間をあわせた7日間がお彼岸となります。
「暑さ、寒さも彼岸まで」
と言われるように、これをきっかけに、冬の厳しい寒さや夏の暑さも和らぐという目安にもなっていますね。
お彼岸に食べるものとして代表的なものとして「ぼたもち」「おはぎ」がありますね。
ところでこの2つの違いって何?同じもの?
漢字で書くと「牡丹餅」と「御萩」になります。
どちらも「もち米」と「あんこ」を使いますが、どうやら「季節」と「あんこ」に違いがあるようです。
「牡丹餅」は「春」で「こしあん」
「御萩」は「秋」で「つぶあん」
というのが一般的なようですね。
それぞれ「牡丹」と「萩」の季節ですね。
もうひとつ「あんこ」の種類が違うのにも意味があります。
収穫時期の秋は、小豆が柔らかく皮ごと食べられるので「つぶあん」なんだそうです。
小豆は邪気を払い、魔除けの効果があることから食され、ご先祖様へのお供え物として普及したそうです。
僕の家では一年中「ぼたもち」と言っていましたね。
でも粒あんでしたよ。
まあ、美味しけりゃいいかな。(笑)