みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「マヨネーズ」は調味料の中でも一二を争う人気の調味料ですね。

 

「マヨラー」と呼ばれるマヨネーズが大好きで、何でもかけてしまう人もいるくらいですしね。

 

そういう僕も、小学生の時は何でもマヨネーズをかけて食べていました。

 

「マヨラー」という言葉がまだなかった頃です。

 

おかげで僕の体は・・・（笑）

 

そんな美味しいマヨネーズが　「卵アレルギー」のために食べられない子もいるんです。

 

しかし、そんな人達のために食品大手のキユーピーから卵不使用のマヨネーズタイプの調味料が発売されているんです。

 

少し前になりますが、文科省が２０１３年に発表した調査結果では、小中高生の食物アレルギーの有症者の割合は２.６％（２００７年）から４.５％（２０１３年）へと高い伸びを示していました。

 

キユーピーのお客様相談室には、「マヨネーズの卵アレルギー」に関する問い合せ件数と、「卵アレルギーに配慮したマヨネーズタイプの調味料を発売して欲しい」という要望が高まっていたそうです。

 

２０１４年春、学校給食向けに、卵を使わないマヨネーズタイプ調味料（業務用）を発売しました。

 

その後、家庭用のニーズが高まっていると判断し、市販向けを発売しました。

 

また、キユーピーでは国内初となる「代替卵」を開発しました。

 

卵不使用の「卵商品」として、大豆を原料としたスクランブルエッグのような見た目と食感を再現した商品を発売しています。

 

２０３０年には世界のタンパク質需要に供給が追いつかなくなる「タンパク質危機」が起こると予想されています。

 

お肉とともに、卵も重要なタンパク質ですからね。

 

しばらくは卵の供給が追いつかず、高騰している状況が続くと思われます。

 

今後このようなことが色々起こることも考えられます。

 

アレルギーの問題に限らず、食料問題の観点からも、増々「タンパク質代替品」の重要性が高まるでしょうね。