みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「タイム」のカワイイ花が咲いています。
白っぽい紫色と言うか、ピンク色と言うか、どちらにしても可愛らしい色と、小さくてカワイイ花を咲かせています。
「タイム」は日本でも良く知られているハーブの1つですね。
シソ科の多年草で、ハーブの中でも特に種類が豊富です。
なんと!350種類を越える品種があります!!
病害虫や暑さ、寒さにも強いので、比較的育てやすいハーブですね。
まあ、ハーブ自体がもともとは自然の中で育ってきたものなので、手間がかからないのは想像できますね。
お店に生えているタイムは「レモンタイム」です。
実はこれも知り合いから根っこごといただいたものを、30センチくらいの幅しかない空いているところに植えて、ほとんどお世話もしていませんでしたが、どんどん増えていきました。
煮込み料理や、マリネなどによく使います。
手でちょっと潰したり、こすったりすると、その香りがよくわかります。
料理はもちろん、ハーブティーや精油(エッセンシャルオイル)などによく活用されていますね。
「タイム」の茎や葉に含まれている「チモール」という成分は、ハーブの中でも強い殺菌作用と抗菌効果があります。
そんなことから、古代エジプトではミイラを作る際の防腐剤としても使われたようです。
そのことからも、人類がもっとも古くから活用している植物の一つで、歴史あるハーブなんですよ。
ちなみに日本語では、「立麝香草(たちじゃこうそう)」「木立百里香(きだちひゃくりこう)」という、難しい名前になってしまいます・・・
花だけでなく緑の葉も可愛らしいですよ!