みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店の玄関先の花に「カナブン」のような虫を見つけました。
実は僕も初めて知ったんですが、
「カナブン」と「コガネムシ」は全く違う昆虫だったんです!
みなさん知ってましたか?
見た目が良く似ているというか、呼び方が違うだけで同じ虫だと思っていました・・・
何がどう違うのかと言いますと、
・カナブン・・・土壌の改善をしてくれる益虫
・コガネムシ・・・草花を荒らす害虫
このように全く違う昆虫なんです。
なんとなく、何をしている昆虫なのか知りませんでしたが、明るいところに集まってきて、よく網戸にくっついているイメージです・・・(笑)
パッと見では分かりづらいですが、よく見ると違いがあるんです。
・「カナブン」・・・「全体的に角張ってスリムな形状」「体の色は落ち着いた色合い」「羽の付け根の形がはっきりと分かる逆三角形状」
・「コガネムシ」・・・「全体的に丸々とした体つき」「体全体にうぶ毛」「羽の付け根の形が半楕円形」
そして、この2つと良く似た昆虫がいます。
「ハナムグリ」と言います。
「ハナムグリ」は「カナブン」と同じ「益虫」で、植物には無害です。
ミツバチと同じく花の密を食べ、草花の受粉を助ける役割があります。
見た目も似ていますが、決定的な違いは「体に白い斑点模様」があることです。
なので、気をつけなければいけないのは「コガネムシ」だけですね。
「カナブン」と「ハナムグリ」は益虫となりますので、そっとしておいてくださいね。
お店の玄関先で見つけたのは「ハナムグリ」でした。
写真で見ると、白い斑点が体にあるのが分かりますね。