みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今年の夏至は6月21日水曜日です。
太陽が出ている時間がもっとも長い日ですね。
「ということは、もう昼間の明るい時間が短くなる一方なんだ!」
なんて思いますね。
そんな夏至の日に「タコ」を食べる風習があります。
愛知県でも「タコ」を食べるという方はいるようです。
我が家ではそういう風習はありませんでした・・・
この風習は、主に関西地方でのことのようですね。
夏至はちょうど「田植え」が終わって、田んぼに稲の苗が根付く頃です。
そのため、
「稲の根が四方八方にしっかりと根付くように」
また、
「稲穂がタコの足の吸盤のように立派に実るように」
と、豊作を祈った風習なんだそうです。
ちなみに昼間が一番短い「冬至」と比べると、「夏至」は大体4〜5時間昼間が長いんですよ!
「冬至カボチャ」というのはよく聞きますが、「夏至のタコ」は馴染みがありませんでしたが、みなさんはどうでしょうか?・・・
最後に「夏至の日のトリック」をご紹介します。
日本では、「日の出」も「日の入り」も東の方が早いですね。
つまり、東京と名古屋であれば、東京の方が早く日が昇り、早く日が沈みますね。
ちなみに夏至の日の「東京の日の入りの時刻」は「19時00分33秒」です。
「名古屋の日の入りの時刻」は「19時11分11秒」です。
それでは北海道(札幌)は何時くらいだと思いますか?
「18時50分くらいかなあ?」
と予想できますよね。
ところが実際は・・・
「19時18分31秒」なんです!
なんと、東京よりも18分も遅く日が沈むんです。
これは、地球の地軸が太陽に対して23.4度傾いているからなんです。
青森は「19時12分」、仙台「19時04分」、大阪「19時15分」、福岡「19時32分」、沖縄(那覇)「19時25分」
と、このように夏至の日は、日本の中で、東京は早く日が沈むんですよ。
ちなみに日の出は北海道(札幌)は「3時54分」、東京「4時24分」、名古屋「4時36分」となり、これは北海道からなんですね。