みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
という、美しい女性のことを例えたことわざにも使われるほど、日本では美しい花の代名詞のような花ですね。
最近では、ウエディングケーキのデコレーションなどでよく使われる、シュガークラフトの技術を用いて花弁が多い「芍薬(しゃくやく)」の花を作ることがあります。
芍薬は八重になっていて、花びらが薄く繊細ですが、その雰囲気と自然な色合いまで、キレイに表現することができます。
とても華やかで、ウエディングケーキやお祝いのケーキなどにはピッタリです。
「シュガークラフト」とは、砂糖でできた手工芸品のことです。
粉砂糖、卵白などで作られたシュガーペーストを使います。
シュガークラフトはイギリス発祥のもので、19世紀ヴィクトリア女王の時代にデコレーションの技術が生まれ、広まっていったと言われています。
日本でも「アイシングクッキー」が人気ですね。
シュガークラフトというと、今田美奈子さんを思い出します・・・
しばらくの間、お店には「芍薬」が生けてありました。
豪華な感じですが、品のある雰囲気があり、店内も華やかになりました。