みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさんは、愛知県西三河において、ウイスキーが作られていることをご存知でしょうか?
しかも作っているのは地元の会社です。
ウイスキー蒸留所は全国各地にありますね。
もちろん愛知県内にもあります。
大手酒造メーカーが蒸留所を置く中、地元愛知県西三河の西尾市に本社を置く「相生ユニビオ株式会社」さんが、同じく西三河・碧南市のある「碧南蒸留所」において、まさしく「愛知県産のウイスキー」を製造しているんです。
実は1949年に碧南市で作り始められたウイスキーですが、自然災害により製造をやむなく断念することになりました。
しかし70年後の2019年に再びウイスキーの蒸留を開始。
そして今年2023年に、他の樽の原酒と混ぜることなく瓶詰めされたシングルカスク・ウイスキーが「一碧(いっぺき)」という名前で、わずか数百本ほど(確か約200本だと思いましたが)が世に出回ることとなりました。(残念ながら、すでに完売しています。)
「一碧」のことを話題にしたところ、なんと!相生ユニビオさんに勤める同級生から突然の電話連絡があり、驚きました!
さすが、自社製品関連の情報にはアンテナを張っているんですね。
碧南市内の酒屋さんに数本ずつ売られことになりましたが、時間が取れず買いには行けませんでした・・・
ふるさと納税返礼品として、また最近では相生ユニビオさんのホームページにて数量限定で販売しましたが、すぐに完売してしまいました。
先日そんな彼が忙しい中、わざわざお店まで足を運んでくれて、「サンプルだけど」と言って「碧州」というウイスキーを持ってきてくれました。
新しく「ピート香」(スモーキーな香りで、原料の麦芽を乾燥させる時にピート[泥炭]を燃やして香り付けします)の付いた碧州が発売される(6月15日新発売)ということでした。
「個人的にオススメは、ピート香の付いた方」
という言葉通り、僕もピート香の付いた方が好みでしたね。(笑)
どうもありがとうございました!
彼からワイロをもらっている訳ではありませんが(笑)、少し「碧州」について説明しますね。
8年間樽熟成させたカナディアン・ウイスキーをベースに、12年間樽熟成のスコッチモルト、5年間樽熟成のアイラモルトなどを独自ブレンドしました。1949年より続くウイスキー事業への想いを凝縮し、丹誠込めて仕上げた愛知県発の本格派ブレンデッド・ウイスキーです。刺激的でなめらかな味わいと、華やぐような甘い香りが特徴です。(相生ユニビオ株式会社 公式ホームページより)
僕自身は、スッキリと爽やかな感じですが香りもあるように感じました。
ちなみに、霜降り明星の「せいや」さんが、「美味しいハイボールbest4」の2位に「碧州」を選んでいました。(YouTubeチャンネル 「しもふりチューブ」より)
また、岡崎を拠点に活躍する人気YouTuber東海オンエアのメンバー「虫眼鏡」さんが、碧南蒸留所を訪れた様子もYouTubeで見ることができますよ。製造工程もみられるので、興味のある方はどうぞ。