みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「カボチャ」というと、イメージ的には「秋〜冬」に収穫されるイメージですね。
「サツマイモ」や「栗」と同じようにホクホクしているので、「秋」という感じがするんだと思います。
また「冬至カボチャ」という言葉から「冬」を連想してしまいますね。
そんなカボチャは、今が収穫時期なんです。
暖かい地方では6月中旬頃から、一般的には6月下旬、涼しい地方は7月下旬頃に収穫が始まります。
6月以降に種まきや植え付けを行えば、10月中旬頃まで収穫できます。
産直に行けば、収穫されたばかりのカボチャが店頭に並べられています。
しかし、カボチャは収穫したばかりが食べごろかと言われると、そうでもありません。
カボチャの食べごろは、ヘタがコルクのように枯れて乾いているかどうかが、ひとつの判断基準となります。
ヘタが乾いているということは、カボチャの水分が抜けて味が良くなっている証拠なんです。
また収穫時期する際に、ヘタが茶色く乾燥していればいいのですが、それより前に収穫されることもあります。
夏の暑い日に、日光が当たり過ぎるのも良くありません。
あまりにも暑い日が続いても、傷んでしまうことがあるので、早く収穫してしまうこともあるようです。
果皮の色や硬さも収穫の目安になります。
果皮にツヤが無くなり、緑色が濃くなってきて、果皮に爪を立てても傷がつかないことが収穫のサインなんです。
「冬至カボチャ」というくらいで、秋に収穫されたカボチャは、冬まで持つくらいに保存性の高い野菜です。
日光の当たらない、薄暗く、風通しの良いところに置いておけば2〜3ヶ月は持ちます。
という僕は、ひと冬越させたカボチャがありました・・・
ものによって長持ちしたりしなかったりですがね・・・
暑い夏にも実が育つカボチャは、強い日差しから守られるように、大きな葉の下で育っています。
写真は畑の一面に広がるカボチャの葉です。
黄色いのは花ですよ。