みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
9月も終わりを迎えました。
9月というと、もう秋というイメージですよね。
しかし今年は、まだ夏のようです!
「秋」のはじまりというと、「立秋」や「秋分」という言葉を思い浮かべるかもしれませんね。
今年の「立秋」は8月8日〜22日までです。
暦の上では秋が始まる日なんです。
一方、今年の「秋分」は9月23日でした。
みなさんが想像するように、気象学では9〜11月が秋になります。
九月の上旬は、まだ暑いイメージですが、
「暑さ寒さも彼岸まで」
という言葉のように、9月の下旬になると、かなり秋めいてくるイメージですよね。
しかし、暦の上では8月8日頃からもう秋といいますから、ちょっと違和感を感じますね。
暦の上では・・・
暦ってなんだろう?・・・
みたいに思ってしまいますが・・・
話は少し変わりますが、よく天気予報で聞く言葉で、実はしっかりと把握していない言葉はたくさんあります。
例えば「夕方に一時雨」という天気予報を聞いたとします。
「夕方」というと、「午後4時か5時頃から6時くらいまでかな」と思いますよね。
夏と冬では少し感覚が違うと思いますが・・・
ところが、気象庁では予報用語として「夕方」は15時頃から18時頃までとされています。
なので、「夕方に一時雨」というと、午後3時頃には雨の降る可能性があるということになります。
あとは「朝」というのは午前6時頃から午前9時頃までなんですが、
「未明」「夜明け前」「明け方」
この3つの違いはわかりますでしょうか?
「未明」・・・午前0時から午前3時まで
「夜明け前」・・・日の出の前2時間くらい
「明け方」・・・午前3時から午前6時まで(夜が明ける頃を指す用語ですが、予報用語としてはこの時間を指します)
僕自身は、「未明」というと「夜が明ける前の暗い時間」、「明け方」というと「辺りが明るくなってきた頃」みたいなイメージでした。
予報用語となると、意味が少し違ってくるんですね。
なにしろ、暦や予報用語はややこしいですね・・・(汗)