みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
畑の端っこに「みかんの木」があります。
植えてから10年ほど経つそうですが、
「ようやく今年はたくさん実がなった」
と、母親が言っていました。
今までも実はなりましたが、たくさんとはいきませんでした。
日本で「みかん」と言ったら「温州みかん」のことになりますね。
「みかん」とは小型柑橘類の総称です。
収穫時期により呼び名と味が違います。
一番早く収穫されるのは「極早生みかん」と呼ばれ、次に「早生みかん」「中性みかん」「晩生みかん」と呼び名が変わっていきます。
収穫時期が早いほど酸味が強く、遅く収穫されるのもは甘味が強くなります。
温州みかんは花粉が退化しているため、果実に種がないのが普通なんです。
たまに種が入っていますが、それは貴重なものになりますね。
でもその種を蒔いて育てても、種を取ったみかんと同じ大きさや形の果実が実るとは限らないそうです。
そのため、温州みかんの栽培では、カラタチの台木に栽培したい品種の芽や枝を接いで苗木を作ります。
接ぎ木をして苗木を作って植えてから、5年くらいで実を結ぶようになり、10年目くらいからたくさん実るようになるというこです。
やはり、ミカンの木は10年くらいしないとたくさん実は付かないようですね。