みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
知り合いのお子さんが「レモネードスタンド」をするということを聞きました。
恥ずかしながら「レモネードスタンド」という活動を知りませんでした。
これはアメリカで始まった「小児がん支援」の活動なんです。
「レモネード」と「小児がん」がつながった背景には、自身が小児がんだったある少女から始まったそうです。
レモンと砂糖と水があれば、レモネードが作れます。
アメリカでは夏になると子供たちがレモネードを作って売る「レモネードスタンド」をあちこちで見かけるそうです。
これが子供たちのお小遣い稼ぎとして定着しているんです。
これを利用して、アメリカのある小児がん患者の少女が、小児がん支援のために多額の寄付を集めました。
小児がんと闘っていた少女は、
「自分と同じような病気の子供たちのために治療の研究費を病院に寄付したい」
と、自宅の庭にレモネードスタンドを開きました。
この活動はテレビなどにも取り上げられ、全米に知られるようになりました。
これを機に、レモネードスタンドはお小遣い稼ぎの体験を楽しむだけはなく、集めたお金が小児がん治療のために寄付するという社会貢献活動としても広がっていったそうです。
日本では年間約2000人の子どもが小児がんになっています。
日本の子ども(1歳から14歳)の死亡原因の第1位なんです。
しかしながら日本では、小児がんの治療方法を開発したり、患者を支援するためにあてられる予算は欧米に比べ少ない現状にあり、小児がん支援の仕組みは他の先進国に遅れを取っているそうです。
そんな中でも、この「レモネードスタンド」の物語が高校英語の教科書で紹介されていたことから、興味を持った学生たちが文化祭や学園祭などでレモネードスタンドを開催しています。
レモネードスタンドの収益金は全額小児医療支援に寄付されるそうです。
とても素晴らしい活動だと思います。
この活動を行動に移す学生さん達にも感心します。
今週末に ”レモンマルシェ”というイベントの中でも「レモネードスタンド」が出店します。
・2月24日(土)10時〜15時まで みなくる広場(刈谷駅南口)にて
色々なお店が出店しているそうなので、よろしかったらお出かけください。