みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
4月末から5月にかけて、為替の急激な円安傾向により、政府と日銀が為替介入を実施したことがわかりました。
これはドルに対してですが、もちろんユーロに対しても円安傾向にあります。
2024年5月9日現在 1ユーロ=約167.6円 です。
僕がフランスに行ったのは2000年なんですが、その年に最安値となる 1ユーロ=89円台をつけています。
現在の半分とはいきませんが、それ近くでした。
いま考えれば、かなり海外旅行に行くには良い条件だったんですね。
今年のゴールデンウィークは、そんな円安の状況から、海外旅行を諦めて国内旅行に変更する人も多かったようです。
それでも海外に行く人は一定数いますが、節約のために、例えば日本からインスタント食品を持っていってホテル内で食べていた、というエピソードも聞きました。
僕自身はフランスへは旅行に行った訳ではないので、それほどお金を使うこともありませんでしたが・・・
日本国内では食品の値上げラッシュが続いていますが、ドル高ユーロ高で円安状況にあるので、欧米からの輸入食品も、もちろん値上がっています。
特に今後影響が大きくなることが懸念されているのが、「コーヒー豆」や「オリーブ」です。
猛暑や干ばつをはじめとする世界的な天候不順で、コーヒー豆やオリーブが不作となっていて、これらの原材料が高騰が値上げの要因となっています。
コーヒー飲料関係やオリーブオイルなどが大きく値上げされます。
原材料の不作に加えて円安。
その他オレンジジュースも不作と価格高騰のために、原材料が無くなり次第、販売休止することが発表されていたりします。
当たり前のように口にしていたものが、急になくなる・・・
そんなことが今後あるかもしれません・・・