みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
イチジクが店頭に並んでいます。
でも、いつもより少ないような気もします・・・
猛暑のせいかなあ?・・・なんて思っていますが、実際どうなんでしょうか?
2年前には、明治用水頭首工の漏水で、このあたりの農家さんは大変な苦労をしました。
それと共に、水の大切さを感じました。
隣の安城市では、ちょうど農作物への水がものすごく必要な時期だったこともあり、稲や梨、イチジクなどへの水やりが出来ずに途方に暮れている様子が映し出されていたのが印象的でした。
その工事も来年2025年には完了するようです。
そんなイチジクですが、みなさんはお好きでしょうか?
僕は小さい頃から身近にあったイチジクは生で食べるのが当たり前でしたが、スタッフ「K」はイチジクを食べることがほとんどなく、生ではあまり食べたことがなかったそうです。
日本で生食のイチジクといえば「桝井ドーフィン」という種類が代表的なものになります。
日本のイチジク市場の約8割を占めるといわれているほど圧倒的なシェアをもつ品種です。
みなさんが想像するイチジクはきっと桝井ドーフィンです。
紫褐色で、果肉は濃いピンクのような色をしており、熟してくると下のところに穴が開き、色も赤が濃くなってきます。
近頃その中に黄緑色のイチジクが出回るようになりました。
初めの頃は
「黄緑色ですが熟しています」
と書かれていました。
確かに、紫褐色の桝井ドーフィンを見慣れているので、黄緑色のものは熟していないのかと勘違いしてしまいます。
このイチジクは「バナーネ(バローネ)」と言う品種でフランス原産です。
小さめですが、実はしっかりしていて味は良く、甘いです。
そのままでももちろん美味しいですが、ジャムにしても味が濃くて色も鮮やかです。
みなさんも見つけたら一度食べてみてくださいね!