みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
一般的にホールケーキの大きさは、「4号」「5号」といった号数で表します。
「直径何センチ」とか「何人分ぐらいに切り分けられる」みたいなことが書いていないことも多く、少しわかりづらいところもあります。
実は、これは古くからある「尺貫法(しゃっかんほう)」という計算に由来します。
「1号」とは尺貫法の長さの単位である「1寸」を意味します。
「1寸=約3㎝」
つまり1号は3㎝と考えたら、だいたいの大きさがわかります。
ということは、4号のホールケーキは直径12㎝、5号なら15㎝と考えればいいと思います。
最近では号数と併記して直径も書いてあることがありますが、そうではない場合は号数に3をかければ、だいたいの大きさを把握することができます。
また、一般的なスポンジ生地を使ったホールケーキの号数別の直径、目安となる人数は次のようになります。
・3号 9㎝ 1〜2人分
・4号 12㎝ 2〜4人分
・5号 15㎝ 4〜6人分
・6号 18㎝ 6〜8人分
・7号 21㎝ 8〜10人分
・8号 24㎝ 10〜12人分
ザックリといえば、「号数が1増えるごとに、サイズは3㎝ずつ大きくなり、目安人数は2人分ずつ増える」と覚えておけばいいと思います。
これはあくまでも一般的なスポンジケーキでの目安で、ケーキの種類やトッピングなどで変わってきます。
今では四角やロールケーキ状、高さのあるものなどもありますね。
また、全体的に小さめで豪華にもなっている気がするので、もしかすると一人分も小さくなってるかなあ・・・