みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日、親戚から「生ワカメ」をいただきました。
知多半島でとれたものです。
黒に近い濃い緑色をした生ワカメを、食べる時はお湯に通します。
そうすると、手品のようにとても鮮やかな緑色に変わります。
それにポン酢や酢みそをかけて食べます。
シャキシャキとした食感が心地よく、とても美味しいです。
もちろん、お味噌汁にしても、同じく旬のタケノコと一緒に煮る「若竹煮」にしても美味しいですね。
というように、今はワカメの時期なんです。
日本人にはとても身近な食材なんですが、ほとんどが乾燥ワカメとして流通していることから、その旬はあまり知られていまいような気がします。
春に旬を迎える食材のひとつがワカメです。
ワカメは一年中とれるようなイメージがありますが、実はそうではありません。
一年のうちにワカメが収穫できるのは1〜4月だけなんです。
ということは、漁師さんはこの時期に一年分のワカメを収穫することになります。
なんとなく旬のイメージがしにくい食材でもありますね。
日本では主に2つに地区で質の良いワカメがとれます。
最も収穫量が多いのが「三陸地区」と呼ばれる岩手県・宮城県沿岸で、日本のワカメの約70%が収穫されています。
次に多いのが「鳴門地区」と呼ばれる徳島県・兵庫県沿岸です。
それぞれ特長があり、三陸産はリアス式海岸で厳しい海流の中で育つため、肉厚で歯ごたえがあります。
一方鳴門産は潮の満ち引きが厳しい中で育つことから、滑らかで食べやすい口当たりなのが特長です。
ワカメで思い出すのが、昔、熱海のお店で食べた「金目鯛の煮付け」の付け合わせのワカメが美味しかったことです。
「ワカメが付け合わせなんだ」
と思いましたが、それがめちゃくちゃ美味しくて、金目鯛のことよりワカメの方が印象に残っています・・・(笑)